モナコ・レジェンド・グループ(Monaco Legend Group)は、2026年4月25日・26日に春季オークションを開催する。今回のセールには288ロットが出品され、ロレックス、パテック・フィリップ、カルティエ、ヴァシュロン・コンスタンタンなど、世界最高峰の時計ブランドが勢揃いする。

■ 最注目ロット:ロレックス デイトナ「FAB4」プラチナ

今回のトップロット(ロット78)は、いわゆる「FAB4」デイトナの一本だ。ロレックスの当時のCEO、パトリック・ハイニガーの指示のもと製作された4本のプラチナ製ゼニス・デイトナで、それぞれターコイズ、ラピスラズリ、マザーオブパールのハードストーンダイアルが施されている。今回出品されるのはタヒチアン・マザーオブパール文字盤を持つRef.16516で、フランスの小説家ロマン・サルドゥへの結婚祝いとして贈られた一本。2018年のサザビーズで約87万5000ドルで落札された実績を持ち、今回の推定落札価格は150万〜300万ユーロとされている。

■ パテック・フィリップ Ref.3448 ドレ文字盤

パテック・フィリップのRef.3448は、現存するドレ文字盤が3本のみという超希少モデル。今回出品されるのは、夜光針・夜光インデックス付きの唯一の個体で、推定落札価格は100万ユーロ超。また、北米地図のクロワゾネエナメルを施したRef.605HU懐中時計(推定40〜80万ユーロ)や、スチール製タスティ・トンディRef.1463(推定30〜60万ユーロ)も注目を集めている。

■ カルティエ コレクション

今回のセールには、「マジカル・アート・オブ・カルティエ」オークション(1996年)のために製作されたプラチナ製タンク・ア・ギシェ(3本のみ製作、推定8〜16万ユーロ)や、1930年代のプラチナ製ノルマル(9リンクブレスレット付き、推定5〜10万ユーロ)など、カルティエの重要コレクションが多数出品される。

■ その他の注目ロット

F.P.ジュルヌのレペティション・スーヴェレーヌ(推定40〜80万ユーロ)、リシャール・ミルRM35-02ナダル、ブレゲのパーペチュアルカレンダー・リピーターなど、多彩なラインナップが揃う。

今春のオークションシーズンは、ソザビーズ香港(カルティエ中心)とモナコ・レジェンドが相次いで開催される。時計愛好家にとって見逃せないシーズンとなりそうだ。

(出典:Hodinkee / Monaco Legend Group)