毎年春に開催される世界最大の時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ(Watches and Wonders)」。2026年も各ブランドが渾身の新作を発表し、世界中の時計愛好家の注目を集めた。本稿では、今年の主要ブランドの発表内容を総まとめする。

■ ロレックス(Rolex) ロレックスは今年も安定した新作ラインナップを発表。定番モデルのアップデートに加え、新素材・新カラーの文字盤バリエーションが追加された。特にデイトナとサブマリーナーの新色は発表直後から市場で高い注目を集めており、正規店での入手困難が予想される。

■ パテック・フィリップ(Patek Philippe) パテック・フィリップは、複雑機構を搭載した新作を複数発表。カラトラバの新バリエーションは、クラシックなデザインを踏襲しながらも現代的な仕上げが施されており、コレクターから高い評価を受けている。また、グランド・コンプリケーションシリーズの限定モデルも発表され、即完売が予想される。

■ オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet) オーデマ・ピゲはロイヤル・オーク誕生50周年を超えた今もなお、同モデルの進化を続けている。2026年の新作では、ケース素材にフォルジュド・カーボンを採用した限定モデルが登場。軽量かつ高強度な素材と、APらしい精緻な仕上げが融合した一本だ。

■ IWC シャフハウゼン(IWC Schaffhausen) IWCはパイロットウォッチシリーズの新作を発表。大型ケースながら軽量化を実現したチタン製モデルが注目を集めた。また、ポルトギーゼシリーズにも新バリエーションが追加され、ドレスウォッチ愛好家からも支持を得ている。

■ ユブロ(Hublot) ユブロはビッグ・バンシリーズの最新作を発表。カーボンファイバーとセラミックを組み合わせた新素材ケースを採用し、スポーティーかつラグジュアリーなデザインを実現。限定500本での展開となる。

■ オメガ(Omega) オメガはスピードマスターとシーマスターの新作を発表。スピードマスターは月面着陸55周年を記念した特別モデルが登場し、NASAとのコラボレーションを改めてアピール。シーマスターは新たなカラーバリエーションが追加された。 今年のウォッチズ&ワンダーズは、各ブランドが技術革新とデザインの両面で高いレベルの新作を発表し、時計業界の活況を示す内容となった。 (出典:Hodinkee / Watches and Wonders Geneva)